リブリオ行橋

北九州市のベッドタウンである福岡県行橋市に建つ、図書館・子育て支援施設・ホールの複合施設
行橋市は元々“行”事村と大“橋”村が合併して生まれた街であり、市の名称は2つの村から1字づつ引用したものです。
敷地はかつての2つの村の境界である川に面した位置にあります。
2つの村の街路を構成するグリッドは川を挟んでちょうど約30度傾斜していました。そこで新しく計画した建物は2つのボックスを重ね、それぞれの村のグリッドに向き合うように約30度の角度で捻じった形態としました。
上のボックスは川とその先にある行事村に正対し、下のボックスは大橋村とエントランス正面にある“赤レンガ倉庫”に正対します。
赤レンガ倉庫は東京駅を設計した建築家・辰野金吾氏のデザイン監修によるもので、行橋市の重要なランドマークです。エントランスからは赤レンガ倉庫の存在を感じることができます。
2つのボックスを垂直方向に貫く吹抜がエントランス、子供の遊び場、図書館を緩やかに繋ぎます。 この場所でしか成立しえない建築を追求しました。